その2の続きです。

Day 3

この日は朝から清々しいほど晴れていました。
ガイドブックに「ウラジオストクの名所は1日で回れる」と書かれていた通り、市街地の見たかった名所は概ね2日目で回りきってしまったので、3日目は少し市街地から離れてみたり、おみやげを買って過ごしました。

トカレフスキー灯台

起きるのが少し遅かったのと、昨日の朝食のオートミールのおかゆにげんなりしたこともあって、この日は朝食もとらずにホテルを出て、ウラジオストク駅からバスに乗ってルースキー灯台を目指します。

日本のバスと比べるとかなりオンボロという印象です。
料金はどこまで乗っても一律23ルーブルで、降りるときに運転手さんに渡します(お釣りもくれるけど、なるべく丁度で払うと安心)。

59番のバスの終点で降り、Googleマップを頼りに20分ほど海沿いを道に沿って歩いていきます。 ルースキー大橋もきれいに見えるし、天気がいいので昨日と違って少し長く歩くのも気になりません。

舗装路も最後は砂利道になります。私がいる間は潮が引いていたので観光客もいっぱい居ましたが、満潮になると道が沈んでしまうそうです。

ランチ&ディナー

昼は市街地に戻って「ポルト・フランコ」でソリャンカをいただきました。
ボイルの蟹が手頃だったので追加で注文したつもりだったのですが、こちらはキッチントラブルではなくオーダーが通っていなかったので諦めました。

この後はスーパーでバラマキ用のお菓子やお酒を買いました。
ちなみにお酒は買いすぎてしまって免税範囲を少々超えてしまった(空港でも余ったルーブルの消費のために追加で買ったのも一因)のですが、成田空港の税関で申告したところ「超過量に一番安いお酒の種類の税率をかけた金額が100円未満なので切り捨てられます」ということで、税金を払うことなく通過できました。

ディナーはシーフードが美味しいというレストランに行きました。
ここではナイフとして出てきたものがバターナイフで白身魚が切れないという事件がありましたが、切るほどの固さではなく柔らかな身で味はよかったので結果オーライですね。

ランチのときに蟹のオーダーが通らなかったあたりからこの日はついてなかったのですが、英語で「これナイフじゃなくね?」と言っても私の発音じゃ通じないだろうというのと、おそらく日本でも問題がなければ問い詰めない性格なのが幸いしました。

Day 4

いよいよ帰国です(有給を取ってGWを1日延長しています)。
最終日はちゃんと朝食をとりました(おかゆじゃないメニューもちゃんとあるにはある)。

ホテルをチェックアウトして、ウラジオストク駅の隣にある空港直通列車であるアエロエクスプレスの駅に向かいます。
一般車両との差額が100ルーブル程度なので、ビジネスクラスのチケットを買ってみました。私にとっては席が比較的ふかふかなこと以外特にメリットはなかったですが、ロシアの新聞が読めるのと、水が飲み放題です(笑)。

50分ほど電車に揺られるとウラジオストク国際空港に着きます。ちなみに、アエロエクスプレスの駅では駅舎に入るときと出る時にもセキュリティチェックがあるので、荷物はチェックアウト時点からできるだけまとめて、忘れ物をしないように気をつけましょう。

そういえば、入国したときはただ置かれているだけと思っていた空港のバカでかいマトリョーシカは、昼間はお土産屋さんとして中身がオープンされていました。

そういう置物なのかと思ったら…

そういう置物なのかと思ったら…

ぱかっ。

ぱかっ。

帰りはアエロフロートの飛行機で帰ります。機内食はやっぱりサンドイッチでした。

成田に着いて税関を通し、行きと同じくリムジンバスと路線バスを乗り継いで家に帰りました。リムジンバスは若干割高ですが、荷物が重かったり疲れているときには便利でよいなと思いました。

おわり